V
主页
二重協奏曲 「花時計」
发布人
…… 《二重協奏曲 「花時計」》1・3楽章 鹿野竜靖 2楽章 細川喬弘 作曲 二重協奏曲と呼ばれるジャンルはクラシック業界においても、邦楽業界においても稀にみる編成だと思います。数多くの大合奏作品を生み出した宮城道雄先生でさえ、二重協奏曲は「菊の栄」のみです。ブラームス、メンデルスゾーン、フンメル...。これまで名だたるクラシック作曲家が二つの楽器をソリストとして“二重協奏曲”の形式でコンチェルトを描いてきましたが、そこにはある共通点が考えられます。ヴァイオリンとチェロ、のようにソリスト双方の音域が異なるように描かれています。今回の作品では十三絃箏で全く同じ音域の楽器での二重協奏曲という依頼を受けたことで、かなり挑戦的な作品となっています。また、伝統ある生田流自主演奏会において“新曲初演”を行うことは今回が初めてでは無いでしょうか。今回、拙作を初演させていただけること、大変うれしく思います。(鹿野竜靖) 《一楽章 懐古の花》 一楽章では“過去を振り返る”をテーマに明治~昭和にかけて現代箏曲の礎を築いた宮城道雄師に焦点を当て、宮城師が数多く残した大合奏作品の前奏をもとに主題を描きました。“今、宮城道雄師がこの時代を生きていたらどんな作品を書くだろう”というような作曲者の挑戦的な意向も含まれております。中間部に現れる箏二面のカデンツァでは宮城作品の大合奏で必ず登場するであろう手法「楽の手」を用い、それぞれに対話のように掛け合いながら冒頭の主題へ戻り当楽章を終えます。聴いてくださる方に、宮城作品から得たエッセンスを曲中から感じていただけたら嬉しいです。(鹿野竜靖) 《二楽章 ゆらめく花》 二楽章では、宮城道雄師が大編成の合唱合奏曲には欠かせない“地歌箏曲の声の重なり”に主眼を置き、作曲しました。 まず、冒頭のソロ部分では、雅楽を思わせる、ゆったりとした、どこか懐かしい旋律で、宮城道雄師が奉職していた東京音楽学校時代の昭和から、現在の令和までの時の流れを静かに映し出します。 続く大合奏部分では、女性と男性の幅広い声域によるハーモニーを、個性豊かな“花”の集まりに見立て、水面でゆらゆらただよう様を描きました。 中間部ではソロによる器楽部分で、2つの旋律が複雑に絡み合います。花が水と戯れ、やがて溶けるように沈んで様子をイメージしました。 後半は再び大合唱で、水面に光が差し込む情景を、穏やかに優しく歌いあげます。 宮城道雄師が残した楽曲が時代を超えて、いつまでも受け継がれるように、祈りを込めて...。(細川喬弘) 《三楽章 めぐる花》 三楽章ではソリスト細川喬弘さん、城戸さくらさんに焦点を当て曲を書きました。お二人は現在大学院二年生、今年度で学生生活を終えてしまう...どこか花のような限られた時間。そんな寂しさを冒頭のフレーズに込めました。しかし寂しさに浸っているのもつかの間、唐突に変拍子のアグレッシブなフレーズが続きアンサンブルへと発展してゆきます。全体を通して一貫した主題が、時の経過を表すように何度も何度も繰り返されることから当楽章を「めぐる花」、そしてそれは、お二人が過ごされたこれまでの学生生活を振り返っ ているかのような意味を込めて描き、総タイトルを「花時計」と記しました。合奏群はその主題に寄り添ったり、対峙したり、様々な展開をしながら曲を発展させ、最後はお二人を明るく見送るように、華やかに締めくくります。楽しい六年間の学生生活の最後に、こうしてお二人に携わることができ、作曲者の私はとても幸せに思います。(鹿野竜靖) 最後に、“声”をテーマに大編成の曲を初演することは、私のかねてからの願いでありました。多くの方々のお力添えのもと、この度の藝祭でそれが実現いたしました。一、三楽章の作曲者である鹿野竜靖氏をはじめ、携わってくださった皆さまには深く感謝しております。 拙作を初演させていただくにあたり、温かく背中を押してくださった上條妙子先生、作曲に関してご指導賜りました池上眞吾先生に厚く御礼申し上げます。(細川喬弘) 箏ソロI 細川喬弘(修士2年) 箏ソロII 城戸さくら(修士2年) 箏IA 奥野楽(修士1年) 小原瑠里(現代2年) 箏IB 榊原優衣(4年) 柿原万穂(2年) 箏IIA 黒澤亜佳里(4年) 丹生谷愛恵(現代3年) 箏IIB 平川嘉乃(4年) 堀川陽菜(2年) 箏IIIA 山口紗季(4年) 前川梢(現代3年) 箏IIIB 藤田菜美子(3年) 大石真愛(2年) 箏IV 吉越大誠(3年) 十七絃A 中川璃織音(現代4年) 間宮世奈(2年) 澤田陽花(2年) 十七絃B 鹿野竜靖(現代3年) 木下富博(3年)
打开封面
下载高清视频
观看高清视频
视频下载器
アンサンブル室町による「室町のミサ Messe de Muromachi」
【生肉】【纪录片】米川文子、Fumiko Yonekawa
三十弦箏と津軽三味線のための「律」
一人三役!箏三重奏曲「三番叟協奏曲」
【芸能きわみ堂】大久保さん、初春に箏をたしなむ
三十絃箏 「望鄉」
オペラ「源氏物語」 三木稔
森羅万象 秋岸寛久/2011年(日本音楽集団第242回定期演奏会)
【沉浸式上日本箏弦~】お箏の糸締、7本上がり
萩岡松柯(山田流筝曲の演奏・伝承)
宫城道雄 小曲 小品集大全集
「現代邦楽の魅力 重なり合う和楽器の響き」
新実徳英 / 幽寂の舞(1986年)
巨火 三木稔/1976年(日本音楽集団第242回定期演奏会)
青柿将大 独奏十七絃箏のための《須臾》 "Shuyu" for 17-string koto solo. Masahiro Aogaki.
水琴抄 ドルチェ邦楽合奏団
三十絃のための独奏曲 第三章
「自然と人生」より灰燼 「上の一」「上の二」【第18回邦楽器とともに②】ー新作歌曲を揃えて
唄・二十五絃箏・囃子|午後の電話
現代箏四面|「烈風」
【二十絃箏】望月京:インテルメッツィⅡ(2002)/Misato Mochizuki: IntermezziⅡ
箏 教学之中級篇 独奏曲「鳥のように」
中能島欣一演奏 箏曲『五段砧』五段目
【生肉】尺八奏者・山口五郎、Gorou Yamaguchi
「一般の部」 入賞者 金賞
这栋楼到底什么来历啊!?又来一个弹古筝的!
箏曲『新さらし』今井慶松
『白保小唄-Shirahokouta~純恋の歌~』シチャヌウナー
声と三十絃と箏のための「点字の詩」Ⅱ
【伽倻琴交替连奏】華ゃぎ 三木稔作曲
編曲 七福神(長谷川愛子 編曲・藤舎呂英 作調)
宮城路雄編 生田流 筝曲選集 第一編下
【生肉】人間国宝 地歌・筝曲 演奏家 米川文子
三味線協奏曲 長沢勝俊作曲
【日本筝】制作细节 |2倍速播放
澳洲布里斯班街头古筝演奏:花好月圆夜!感谢大家一路以来的支持与陪伴,在此诚祝大家花好月圆、共赏佳月,月光所至、诸事如愿🥮🧧❤️
【英语】【生肉】日本箏的基础演奏技法
一人全役 《吹雪の花》宮城道雄
《葬花吟》《枉凝眉》